フルモデルチェンジ版・日産の新型ローグ(日本名:エクストレイル)の新たなティーザー画像が公開!シンプルなテールランプ、公式デビューまであと少しだ!
一部のデザインでも日産の本気が伝わってくる新型ローグ/エクストレイル
2020年6月15日に世界初公開される、日産のフルモデルチェンジ版・新型ローグ(Nissan New Rogue、日本名:エクストレイル)ですが、このモデルの最後と思われるティーザー画像が公開されています。
日産アラビアが公開している今回のティーザー画像ですが、実はこの画像以前にデザインが丸わかりの画像を完全リークしたこともあって、もしかすると発表日前に何かしらのリーク画像を公開してくる可能性も高そう。
そして今回のティーザー画像から、現行モデルのリヤテール周りに比べてどういったところが変化しているのかも比較していきましょう。
現行モデルT32と比較してみよう
まずは現行モデルのリヤデザインをチェックしていきましょう。
モデルベースは日本市場向けのT32型となっていますが、やはり新型と比べて大きく変更されているのはリヤテールランプでしょうね。
現行モデルですと、ブーメラン形状を意識したリヤテールランプに加え、リヤウィンカーは下部の外側にあるクリア部分が点滅するようになっています。
そしてリヤテールのハウジング部分と、リヤテールゲート/リヤバンパーにプレスラインが無く、シンプルで滑らかなボディであることがわかります。
そしてこちらが今回の新型のリヤテールランプ周り。
先ほどのT32型に比べて、リヤテールランプはフラットではなく立体的で複雑な造形を持つものの、どことなくマイナーチェンジ版・新型キックス(New Kicks)のデザインを踏襲したかのようにも見えますね。
ウィンカー部分は、T32型同様に下部の外側のクリア部分が点滅するタイプで、残念ながらLEDではなく豆球の可能性が非常に高そうです。
そしてリヤテールランプ直下のテールゲートとバンパーには、かなり際どいプレスラインが入っているのも確認できますね(段差が設けられているレベル)。
現行に比べて複雑さが際立つ今回の新型ローグですが、それだけ日産がこのモデルにかける想いが強く、エンジンや走行性能だけではなく、デザイン面でもライバルモデルに差をつけてくるかもしれません。
一番初めに公開されたティーザー画像と気になるパワートレインをチェックしていこう
そしてこちらが、6月15日の現地時間9時にオンラインプレミアのプレスリリースと同時に公開された一番最初のティーザー画像。
この時点ではっきりとしたフロントデザインが明らかとなっていて、複雑なバンパー形状やダイナミックなVモーショングリル、そして新デザインの5スポークアルミホイールが装着されているのが確認できます。
競合モデルはトヨタ新型ハリアーではなくRAV4
そしてこちらが、先日完全リークした新型ローグ。
この角度からですと武骨なボディラインが強調され、いかにもオフロードSUVっぽい印象を受ける一方、競合モデルにはトヨタ新型RAV4を対象にしているだけあって、かなり本気の姿勢が感じられるデザインだと思います。
新型ローグ/エクストレイルのパワートレインは?
ちなみに気になるパワートレインについてですが、海外の自動車ニュースサイトCars Directによると、現在アメリカ市場にてラインナップされているローグと同じ排気量2.5L 直列4気筒エンジンが引き継がれることになり、最高出力180hp/最大トルク237Nmと若干のパワーアップが期待できるぐらいに留まるだろうとのこと。
すでに日本市場においては、排気量1.5L 直列4気筒VCRエンジン+電気モーターを組み合わせたe-POWERモデルがラインナップされることが確実と言われていて(日刊工業新聞より)、北米を中心に販売を手掛けるスポーツセダン・アルティマ(ALTIMA)以来2車種目で、日産のSUVモデルとしては初のVCR+ハイブリッドとなることから、かなり期待の高まる一台と言われています。